選挙無効に絡めて、選挙についての提案いくつか

一人一票、 選挙無効が現実のものになりつつある。
 
これに絡めて、選挙について思う事を書きたい。 
 
まず、今の恣意的な格差はどう考えても変なので、一人一票に早くすべきだし、それを自分で出来なかった自民党民主党も良くないというのがハッキリしたと思います。
 
 こうした動きは、最高裁判事の信任投票に一定のプレッシャーがかかる事が背景にあるようにも見え、そういうプロセスも好意的に見ています。
 
今回、それは置いておいて、選挙について思う事を羅列したいと思います。
 
前提として、今の背景として、計画経済的なことは通用しない。情感的、ブランド的なビジョンを掲げて、これまでにも増して官民一体で価値創造する必要がある。
 
結果、重要な単位は、国や地域ではなく、もっとミクロな市町村になる。
 
また、合理的な判断をする組織(官僚)ではなく、ビジョナリーなリーダー個人が重要になる。 
 
というような事が置きていると思います。 つまり、
 
重要な地理的単位: 国 → 市町村
 
キーマン: 官僚・党(首) → 市町村長 (県知事)
 
という流れがあるかと思います。
橋下さんが市長でいるのも、この流れだと思います。
 
とうことで、「議員」は国であれ、地方であれ、これまでもこれからも、キーマン的な存在ではないと思いますが、優れた市町村長が仕事をやりやすいようになる事が、今後の日本の成長、発展の為には結構重要だと思います。
 
その為には、ガバナンスとして市町村長権限を更に強める(議会の権利より)が大切ですが、それにも加えて現在はざっくり言えば議員のレベルが低いので「議員の質と正当性/代表者性」を上げることが重要だと思います。
 
議員の質を上げる為には、以下のような事が必要ではないかと、地方に住んでみて実感します。
 
・議会を夜と土日にやる(優秀な経営者が兼務する)

・議員数を減らす。例えば、有権者(投票者ではない)の2とか3%以上の投票がある事を当選の絶対条件とする。(無投票はあり得ない)
 首長であれば25%程度か。
 
・一方で、各地区(数百戸レベル)代表は別枠で出す。小選挙区比例代表みたいな事を、市町村選挙の中に置いても更に小分けして行う。 おらが地区の代表はやっぱり◯◯さんでしょ、みたいな推薦プロセスがあると、素敵な信頼されている人物が尻込みせず出てきやすいと思います。
 
以上、あくまで総論です。
 
議員、官僚の中には、有能で真摯に仕事をされている方もいらっしゃると思います。だいぶharshなポジショントークっぽくなりましたが、あしからず。
 
優秀な若い官僚の方には、是非地方に飛び出して首長を目指してみたら?というメッセージでもあります。