2012の振り返りと2013の展望

あけましておめでとうございます
 
今年も、いろいろと書いていこうと思いますので、宜しくお願い致します。
 
さて、2012を振り返り、2013の展望を書きたいと思います。 
 
 
2012年は、一文字で表せば「動」といった感じでした。
JR、高速道路などのために仕事しているんではないか、というぐらい、交通費を使った一年でした。
 
そんな1年のニューストップファイブ形式で書こうと思います。
 
では、
 
No5; 「インドネシア展開準備完了」
 
インドネシアには、2012年4回ほど行きました。
場所も、ジャワだけでなく、スラウェシなど、いろいろと回りました。
 
継続して関わる事で、事業の魅力、意義が改めてハッキリと分かりました。
そして、どこで、誰と事業をするか肚が決まりました。
 
Made by Japaneseのジャポニカ米事業、
それを、インドネシアでやる事、
意義があると思うのですが、国や国内金融機関の支援は今のところ受けられなさそうです
 
自分たちだけで進めて、小さいながらもこの冬には、拠点が立ち上がる予定です。
インドネシアでいろいろなご縁を頂いたお陰です。
ジャカルタから少し南に行った、高原地帯のスカブミという地域で始めます。
 
この2013年上半期には、収穫を始めたいと思います。 お楽しみに! 


No4; 「小布施町顧問、きちり社外取締役農水省委員など、非常勤のコト」
 
今年は、「非常勤」の業務をいろいろと頂けました。「講演」の仕事もちょっともらいました。
「農業者」だが、いろいろやっているやつという事で、セルフブランディングして名前を売った結果でもあるかと思います。
 
これまでずっと、「コンサルティング」=三ヶ月ぐらい集中型のサポート
をやって来て、「むしろ、長期にわたって特定のクライアントと信頼関係を作ってサポートしたい」
という気持ちがあり、このような仕事を頂けたのは大変有り難く思っています。
 
ただ、まだまだ、価値の出し方を模索中という感じです。
 
フィクサーみたいなスゴいネットワークがある訳でもない。
短期集中プロジェクトのような、迫力を醸し出せる訳でもない。
 
こういった非常勤の仕事で、且つ、価値をちゃんと出すというやり方、まだまだだったなという1年です。
 
ただ、長期の関係になるにつけ、本質に迫り、向こう5年10年を考えた時に大切な事をしっかりとサポートする、そんな実感を得られるように、ポイントを絞って、貢献していきたいと思います。
 

No3; 研修講師としての仕事のペースが掴めて来た事
 
去年、農業以外の仕事は、コンサル、顧問業、講演業といった感じでいろいろとやりましたが、一番手応え上がったのが、研修講師の仕事でした。
研修の仕事で欧州拠点の幹部研修をブリュッセルでやる機会も頂きました。
 
今も、これからも、「事業創造できる人材の育成」はテーマであり続けると思います。
 
「木村氏は自分でも農業事業を始めている。だからこの講師を呼びました」と言われて、嬉しいと共に、気が引き締まるようなこともありました。
中堅幹部に向けて、会社のコアを再認識しつつ、「内なる声」に耳を澄ます事と、左脳を使う両方をやりながら未来像を描く、そういう研修はこれからもやっていきたいと思います。
 
実は、こういうのが向いているとは思っていませんでした。最初はコンサル的なことや顧問的な事を中心に考えていました。 以外なところに、適性や事業機会というのはあるものですね。
これのお陰で、なんとかコロボックル社の経営基盤は、安定しました。よかった。初年度は赤字でしたが、なんとかやっていけそうです。
 
こうなったのはセルムさんという会社のお陰が大きいです。
研修講師派遣業としては国内最大級の会社で、とても良い方ばかりです。
 
この場でお礼を述べると共に、もし人事部の方などいましたら、是非活用下さい、と宣伝しておきます。
個性派講師陣が揃っており、それをうまく手なずけている、よい会社だと思います。

 
No2; 「軽井沢での野菜生産ベースがなんとか立ち上がるもセロリ大失敗」
 
この春、思いがけずご縁を頂き、軽井沢に数枚の畑を借りる事ができました。
いろいろなお野菜も作る事が出来、宅配で大切なお客様(知り合い)に野菜を出荷する事もできました。
 
大量生産作物としては、にんにくとセロリに挑戦し、セロリは大きくコケました。リスクを取りすぎた事は反省でし。
にんにくもいいものが収穫出来たのですが、乾燥に一部失敗。
更に、今年は、種を買うのではなく、自家採種率も上げての挑戦になります。
 
ということで、いろいろと改善点が多く、一歩一歩進むしかありませんが、ざっくり今年が40点だとすると、60点以上を取る事をゴールに、2013年畑を落ち着かせ、安定させたいと思います。

No1; 小布施若者会議大成功
 
全く予想外だったけれど、2012の最大のニュースといえば、これでした。
 
こちらが、会議の様子まとめ映像
 
200人の県外の人が来て、殆どの人が小布施初めてであったのに、終わってみて半数以上が小布施に定期的になんらかの形で関わりたい。という結果になりました。
 
このようにうまくいったのも、中心となった学生チームはもちろん、小布施の強力な若手リーダー、町長をはじめとする小布施の行政チーム、小布施堂をはじめとする小布施の重鎮、リクルートカヤック、ベイン、エティック、82銀行等々、頼んだ先ほぼ全てが最大限協賛、協力頂いた、すばらしいチームワークが出来たからで、最高の体験でした。
 

直感として、「これからは人は動く。 だから自分がまず動いてみよう」 というのが長野移住決断の元にありましたが、こんな形のイベント作りにいきなり携わるとは、1年前は実は思っていませんでした。
 
これから、若い人がどんどん小布施、長野に入ってくる事でしょう。
楽しみ。 彼らと、長野の人との化学反応を通じて、おもしろい、スバラシイ未来を作っていきたい、と改めて思いました。 
 
まずは、信州ファーム荻原さんとのインドネシア事業成功させて、前例を作るし、小布施でもいろんな事業という形で結実する化学反応を起こすぞ!と思います。 
 
この会議、継続するようなので、地方、町づくりに興味のある方は是非。小布施町の懐がハンパなく広いので、面白いですよ。
 
以上、2012「動」の年でした。 がちゃがちゃしていたな。
 
さて、2013は、距離的には同じぐらい移動するだろうけど、2012みたいに先が見えないなかヤミクモに動いていた感じではなく、すこし、それぞれの活動を落ち着けたい、安定稼働化させたいなと思います。
 
今、見えている主要テーマとしては、

1、 インドネシア米生産稼働、初収穫します
 
2、 宅配100件/週を達成すべく、オーソドックスなのも変わったのも、いろんな種類、なるべく長期に作ります
 
3、 「軽井沢クレソン」主力品目化トライします。 セロリも小規模でリベンジ
 
4、 コンサル/研修講師仲間の、「箱」づくり
   元コンサルの横の連動性を高めて、若手後輩を採用し彼らも稼げるようにする
   会社を作る訳ではないが、いろいろと助け合い、固定費共有化する仲間という動き方が出来るようにします
 
5、 小布施2030ビジョン作り
   行政主導ではなく、若手キーマン主導で、小布施の方向性をセットできるような場をファシリテートします
   それを踏まえて、どういう人を引っ張って来るか見極めて動いていきます

以上、2013も走り続けます。
いろいろ綻びもあり、ご迷惑おかけする事も多々だと思います。
それでもなんとか、宜しくお願い致します。