ジョブズが教えてくれた事〜 steve jobsとは、何者だったのか?
ジョブズが、なぜそんなにも特別で偉大か。
今日畑作業をしながらもんもんと考えた。
そのことを、なんとか旬なうちに書き残します。
Stay hungry Stay foolish, とか、毎朝鏡見る死生観とか、connecting the dotsの運命論だとか、1ドルで働いちゃう姿勢だとか、
そういうのが、スタンフォードの映像など引いて、言われがちですが、ちょっとそこじゃないかなと。
実は、そういうのって、本来日本人には当たり前のもの、ルーツはこっちにあったりする物です。
ジョブズさんのメンターというより導師は、日本人だったそうですし。
なので、僕もそっち系の話大好きで、とても勇気づけられるのですが、敢えて、「ジョブズがなぜジョブズか」を一言で言おうとした時、そっちじゃない、と感じています。
では、なにか。
「テクノロジーとアートを融合させる天才 第一号」
がジョブズだったんではないかと。
これからの時代、数字で示せるスペックでは、人は物を欲しがりませんよ、
扇情的なマーケティングだけでも、うすっぺらいですよ、
でも、「なにがかっこいいか」をテクノロジーにバックアップされて追求する事こそが今日的価値ですよ、と。
大店法以降、物の価格をディスカウントストアとしか呼べないような大型小売店が牛耳って、ものの作り手が縮小均衡に陥る中、
「圧倒的にクール且つ革新的なら、”iPhoneはiPhoneであって、スマートフォンじゃない”という地位を確保できる」
ことを示してくれた事。
マッキントッシュ、トイストーリー、iPod、iPhoneなどなど生み出す、その陰には、「おれがセンスも技術も分かっている」という強いリーダーシップ、情熱が存在し、
実務として開発部隊、量産部隊、デザイナー、知財法務と丁々発止やってまとめあげる その努力、能力たるや、敬服するしかない。想像できない。
今や、ほとんど全ての業界で、「センスがいい事」が求められ始めていて、これは言葉に落ちにくく、マネージしにくいものです。
実際の、職場の現場で、どんなやりとり、その前に人事などを行った結果、燕三条のピカピカの研磨がiPhoneの裏に使われる意思決定につながったんだろう、とか考えると、ぞくっとします。
でも、そのお陰さまで、効率的で安いものが画一的に流通するのではなく、「遊び心」が幅を利かせる、よい世の中になって行く気がします。
そして、そのことが日本に与える影響はポジティブなはず。ポジティブであってほしい。
日本はチームワーク得意なはずです。
自動車会社も「大部屋」が機能していました。技術屋さん間では。
今後、デザイナーと技術やさん両方が参加して、それぞれが従前思ってもいなかった事が生まれる、そんな場がうまく作れたらいいなと思います。 すっげークール且つ性能のコストパフォーマンスが高い電気自動車作ってほしいと思います。
ジョブズが教えてくれた事。
それは、「技術も、センスも、わからなきゃダメダメ♩」
ひとまず、おいしいニンニクを技術に基づいて作って、イケテル包装して出荷するぞ!